夫婦とお子さんが2人の4人家族であれば、注文住宅は4LDKもあれば十分な範囲になりますが、お子さんの人数が多いご家庭や、親も同居するような場合では普通の間取りでは不足してしまうので、まずは部屋を個室で確保するために自由設計で畳数を上手く調整する方法で対応することができます。かつての住宅は4畳半や6畳、8畳や10畳など規格がありましたが、注文住宅では規格外で建築可能なので一定のメリットを感じられます。家族数が多い場合で、特にお子さんの人数が多いというご家庭では、1階だけではなく2階にもトイレや洗面台を設備にすることは推奨できます。学校に通学するようになると家族の殆どが朝の早い時間帯にトイレを使うことが多いので、2階にトイレを最初から設計に入れる方法で快適な生活を送ることができ、朝の混雑問題を解消可能です。

他にもバスルームの問題もあり、お子さんが幼い頃には3人などまとめてバスルームに入っていたものの、後にお子さんが成長した時期には1人で入浴することを希望することは良くあることです。注文住宅を建てる方でお子さんが多ければ、将来的なことを予測しながら水回りの設備を検討することは必要です。バスルームの場合は2階に設置をすることは不可能ではありませんが、重量の問題や居室スペースが少なくなる問題などがあり、実際には現実的ではありません。この問題を解消するにはシャワールームを別途1階部分に設備にしておくなど、アイデア次第で快適性を維持できます。