注文住宅づくりの大事なポイント
注文住宅づくりの大事なポイントとして、予算の決め方があります。手持ちの自己資金と住宅ローンで借りられる額を足して予算を出す人もいますが、借りられる額をベースに考えると返済は当然苦しくなります。それは、上限まで借りようとしているためであり、楽に返済できる範囲にすれば月々の負担を減らせるので返済不能に陥るリスクも減らせるはずです。手持ちの自己資金を増やしてから注文住宅を建てるのが良いとされていますが、実際に自己資金が多くなれば住宅ローンで借りる額を減らせますので、安全な利用法と言えます。
もちろん全てを融資で賄うことも可能ですが、長く返済するローンのことを考えると少しでも借り入れを少なくしたいところです。期間的な面も、注文住宅づくりでは気にしなければなりません。実際に建ててみると分かりますが、予想以上に長い期間を要するため、ギリギリのスケジュールで進めると引っ越ししたい時期に間に合わない可能性があります。特に台風の影響を受ける季節に建てる時には、予定通りに進まないことが多々あり、通常よりも長い工期になることが少なくありません。
本契約を結ぶ時には緊張して細部まで目を通さないで判を押してしまうことがありますが、やはり内容的に問題がないかをきちんと確認してから締結するべきです。読み合わせを行っても、緊張していると頭に入ってきません。分からない部分や疑問点があれば、そのまま流さずに質問してから進めてもらうようにしましょう。
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