注文住宅の家を建てるとき、断熱効果が高い家は冷暖房費にかかるコストを削減できるなどからも、断熱性にこだわりを持つ注文住宅を希望される人も少なくありません。この性能を高める方法には、柱の間に断熱材と呼ぶ材料を埋め込むやり方（充填）や家を外側からすっぽり包むような外張りなどの手法があります。外張り手法で施工した注文住宅は長持ちするなどのようなメリットがあるので、現在断熱性を重視する家づくりを検討されている人など外張り手法を利用することをおすすめします。外張りで施工した住宅は、柱が断熱材の内側に位置することになります。

これにより、温度変化の影響が受けにくくなるの構造材の耐久性が通常よりも高まります。ちなみに、住宅の劣化を早める要因の一つに害虫でもあるシロアリが挙げられますが、シロアリは木材を腐食させてしまうので、気が付かない間に柱がボロボロになってしまうことも少なくありません。柱は家の構造の中でも重要な要素を持つ部分なので、シロアリ被害を受けると家の倒壊といったリスクも高まります。外張りの場合は、シロアリの被害を抑制させる効果もあるといいます。

一般的に、湿気が多い住宅はシロアリが発生しやすいので家の寿命が短くなりがちです。外張り断熱の家は湿気を軽減させることができるので、害虫の被害も受けにくいので家が長持ちするメリットへと繋がるわけです。それと、この断熱手法は家全体を断熱材で覆っている構造になるので、柱の保護にも役立ちます。柱は断熱材で覆う必要がないので通気性が高くなる、湿気対策にも有効であり結露の発生を抑制して腐食を予防します。