注文住宅を建てる地域による違いはありますが、住宅を守る大切な資材には屋根があり、数々の種類から選べるので施主となる方は事前に理解をすることと、工務店やハウスメーカー側との話し合いも重要です。現在では洋風住宅が圧倒的に多いので、瓦屋根を採用することは減っており、スレート屋根や金属製の屋根が人気があります。屋根材には耐久性が求められる部分になるので、ガルバリウム合板やステンレス、ジンカリウムから選ぶ方法であれば、30年から50年程度の耐久性を実現することができます。金属製を選ぶメリットは耐久性の高さだけではなく軽量なこともあげられます。

事例の中には瓦屋根は1平方メートルで約48キロになることに対して、ガルバリウム合板では5キロになります。軽量にするメリットは注文住宅の耐震性をアップさせることをあげることができ、軽量ながら抜群の耐久性によって後に必要とされるリフォーム料金を安くできるメリットもあります。屋根材の場合は屋根塗装を繰り返す必要性がありますが、ガルバリウム鋼板では15年に1度程度、ステンレスに関しては再塗装を不要としています。注文住宅を建ててから20年以上が経過した時点で、もしも屋根材に損傷が見られる場合、修復して屋根塗装を行う方法がありますが、元々が軽量素材で凹凸部分が少ないことから重ね張り工法で新しい屋根を貼り合わせる方法で済ませられる便利さもあります。

金属系の屋根材は雨音などが気になってしまう可能性があるので、施工する際には野地板に対して防音シートを挟む方法で問題を解決できます。